2023年1月 東天狗岳

更新日:7月26日

東天狗(中央)・西天狗岳(右)を望む
・2022年(令和4年)12月30,31日、2023年(令和5年)1月1日(延べ3日)
・山域:長野県茅野市 北八ヶ岳 天狗岳
・目的:雪山歩行、テント泊訓練
・参加者:テント泊5名 藤森(CL)、羽田野マ(SL・装備)、藤田(会計)
西堂(歩荷・記録2))羽田野ケ(計画担当、記録)
小屋泊1名 佐衛田
・主要行程:(山中1泊2日 渋ノ湯-黒百合平テント泊-東天狗ピストン)

■12/30:
6:00小月ホンダ…新名神…岡谷JCT…諏訪IC…ビーナスライン
19:30北八ヶ岳ロープウェイ(旧ピラタス)駐車場にて仮眠
【車移動13:30】
■12/31
4:00起床…5:30移動…6:40御射鹿池Pに駐車、出発準備
7:00御射鹿池1,550m…9:00渋ノ湯登山口…11:00八方台分岐…11:40唐沢鉱泉分岐
13:00黒百合平2,391m【登り標高差841m、6:00行動】テント設営後、周辺散策
14:30中山峠…15:13中山2,496m…15:18中山展望台...16:30黒百合平にてテント泊
■1/1
4:30起床…7:05黒百合平…7:10中山峠…8:07すり鉢池分岐…
8:25東天狗山頂2,640m…9:30黒百合平【往復2:30行動 標高差249m】
テント撤収
10:40黒百合平…12:00八方台分岐…13:00渋ノ湯登山口下山【下り2:20行動】
■1/1-1/2
玉宮温泉望岳の湯は正月休みで、樅の木温泉に移動、17:30諏訪南ICから帰路へ
元旦の下りは渋滞なく深夜走行し5:00小月ホンダ解散(朝8:00レンタカー返却)
――――記録――――
御射鹿池から渋御殿湯
■12/31(晴れ)
北八ヶ岳ロープウェイ駐車場で仮眠をとり、御射鹿池駐車場まで向かう。
一部路面は凍結していたが、確実に走行可能だ。御射鹿池は半分以上が凍っており、有名な景色は見ることができなかった。これより先は登りとなり、渋ノ湯駐車場までは除雪されていたが、帰りが心配なので、ここから歩くことにする。しばらく進むと、朝陽を浴びた御嶽山や乗鞍岳が遠くに見えて、気分が高まってきた。2時間程歩くと温泉の匂いが漂ってくる。渋ノ湯駐車場はすでに多くの登山者で賑わっていた。渋ノ湯登山口で遭対協の方へ登山届提出と概要を説明し、入山の許可を頂く。
アイゼンを装着し、橋を渡って入山。登りすぐに分岐となり右へ進み、つづら折りで高度を上げる。


クリスマス寒波のおかげで、一面の雪景色。風もなくとても歩きやすいが、トレース幅が狭いため
少しでも外れると落ち込んでしまう。
八方台分岐からは、緩やかな谷となる。いくつもの金網の橋を通るが、アイゼンの爪が引っ掛かってしまうため、下山の人達はアイゼンを履かずに下っているようだ。
夏はこの下に川が流れているのだろうが、想像できないくらいに雪が積もっている。
13:00黒百合平到着。
余裕をみていた予定より1時間オーバーとなる。
テントを設営し、まだ時間があるので、中山展望台まで4名で散策する事にする。
2名はテント場に残り、水作りの作業をする事になった。



中山峠からは東天狗岳が少しみえて、甲武信ヶ岳方面が遠く望める。
北側(左)へ進むと見晴台となり、東天狗と西天狗、硫黄岳が並んで望むことができた。
にゅう分岐から中山までは、木々が低いためクリスマスツリーの並木を歩いているようだ。
中山展望台はとても見晴らしがよく、後立山や蓼科が青空に光っていた。
夜は風もなく、穏やかな大晦日だった。
冬装備で5人用テントに5人だと、狭くて寝がえりを打つのも大変だったが、
ぎゅうぎゅうなので
暖かいのが利点であることがわかった。



■1/1(晴れ)
4:30起床。天気予報は晴れだが、山頂はガスに覆われているようだ。少し風もある。
準備が遅れたので初日の出を見終えた登山者達が小屋に戻ってきていたが、
おかげで中山峠は人も少なくゆっくりと初日の出を拝む事ができた。
今年一年と今回の安全を祈願してから出発。
樹林を抜けると風が厳しく吹き付けてくる。岩が寒さで凍てついている。
昨日見えたトンガリは山頂ではなく、さらに15分ほど進むと本当の東天狗山頂だった。
まつげもザックも全部白く凍り付き、ガスに覆われているため記念撮影をしてすぐに下山す
る。



黒百合平からの山頂往復は、2:30でほぼ夏コースタイム通りでした。
■共同食料 夜:鶏団子鍋、ちゃんぽん。朝:うどん、寿かまぼこ、伊達巻でした。
――――【感想】――――
クリスマス寒波の影響で沢山の雪が積もっており、天候にも恵まれたおかげで
期待以上の北八ヶ岳の景観を味わう事ができました。また、新人含め3名が長野県の冬山初体験でしたが、全員けがもなく無事に帰ることが出来てひとまずほっとしております。高気圧に覆われて気温が比較的暖かかったので、運も良かったようです。
しかしながら東天狗は冬山入門コースと言われていますが、簡単な山だと誤解してはいけない事を改めて感じております。
中山峠から先は十分な冬山装備(オーバーヤッケ上下、冬グローブ、冬靴、アイゼン、ピッケル)がなければ、進んではいけません。昨年は雨具のみで長時間の行動だったため、低体温症がすすみ遭難した事例があります。
CL、SLにはかなりの負担をかけてしまいました。心より感謝いたします。
そして参加者のみなさまお疲れさまでした。(記録 羽田野k)


